【ポエム】野球好きが考えるITのお仕事
AWS事業本部 マイグレーショングループ 松浦です。
9月にクラスメソッドに入社して早4ヶ月が経とうとしています。(早すぎ・・・)
そしてクラスメソッドは本日最終営業日です。(早い!素晴らしい!)
そんな年末のタイミング、入社からを振り返っていました。
入社前も含めるとこの業界に十数年います。
今まで本当にすごい方にいっぱい会ってきました。入社してからもそうです。
そのような中、なんとかここまで生き残ってこれたな、なんてよく思います。
そして思います。
野球やっててよかった
下手の横好きと言ったところですが、私は子供の頃から野球をやっており、今も野球を嗜んでおります。
チームスポーツであり、一人ではできない。
バッティングなんて3割打てれば成功です。半分以上は失敗です。
そんな野球が私は好きです。そして野球で学んだことが自分には活きているな、と思っています。
おことわり
所詮野球好きのおっさんの戯言です。
別に「みんなもっと野球知ろうぜ」って話ではないです。あくまで自分はこうだったまで、との内容で受け取っていただけると幸いです。
(でも野球話せる人が増えると嬉しいな)
野球で学んだこと
原因分析→仮説→実践→改善
自分は決して上手くありませんでした(今もだけど)。ただ奥が深くてやめられないんですよね。
打つにしても「右手を意識した方がいいかな?」「いや今日打てなかったのは前突っ込んだからかな…」とか自問自答の日々です。
でも諦めが悪いので(笑)次はじゃあこうしてみよう、こうやったらもう少し良くなるかな、みたいな調整をしながら次の打席に臨みます。
仕事においても試行錯誤は必要ですよね。
例えばトラブルシューティング。状況に対し原因を考え、仮説を立てつつ改善策を模索していきます。
それだけでなく、成長においてこのサイクルは必須です。
多くの試行錯誤をする癖は身についていたんじゃないかなと思います。
トレーニング
野球って練習時間長いですよね。
特に高校野球長かった・・・いや、本当に長かった・・・
まぁ長ければいいってわけではないです。
効率もそうですし、より良い方法がないか探ることはいいことです。
でもすぐに結果が出ることって多くないですよね。
自身が成長するために時間を積み重ねることが必要なケースはあります。
粘り強く1つのものごとに取り組む意識は当時の経験があったからに思います。
特にITは自己研鑽は重要です。
日々さまざまな知識をつけていく必要があり、実際毎日知識に溺れています。
それでも理解できていなかった内容が、ふと「そう言うことだったのか!」というのが多々あり、それが楽しい瞬間だと思っています。
打席に立つ
ビジネスでも「まずは打席に立つ!」みたいな使い方もされますよね。
野球において調子が悪い時はありますし、失敗続きで嫌になることもあります。
それでも打席は回ってきます。そうなったら覚悟を決めてやるしかありません。
特に経験を積むと色々考えてしまいます。もちろんできる準備はするべきと思います。(後述)
その上で失敗を恐れず、ある程度のところで覚悟を決めてやる!! その姿勢は忘れないようにしたいと思います。
先を考えて準備をする
「打球は常に7つあると思え」とは自分の好きなラストイニングと言う漫画にあった一言です。
これは守備において常に先を考えて、「この打球が来たらこう動く」をバッターが打つ前に頭に入れておけ、という意味合いです。
自分はプロジェクトマネージャーという立場ですが、常に先々を考えて行動をする必要があります。
PMBOKと言うプロジェクトマネジメントのガイドラインでも”計画”のフェーズが一番ボリュームがあるのはご存知の方もいるでしょう。
準備なしで臨むと人は慌てます。もちろん臨機応変に対応しないといけないケースも多々ありますが、できることは先に準備しておく方がお得です。(スピード感とのトレードオフはあるので注意。全て事前に計画することはできない。)
手段と目的
野球の試合においては「9イニング目に1点でも勝っていること」が最大の目的です。
もちろん完璧に打って、完璧に守って勝てれば良いですがそんなことはまずないでしょう。
最後に勝っているために、時にはランナーを出して勝負を避けたりすることも必要です。あげていい点もあります。
(もちろんルールの範囲ですが)”自分達の決まったパターンで勝たなきゃいけない”なんてことはないと思っています。
ビジネスにおいて、冷静さにかけると手段と目的を見誤るケースはあると思います。
お客様が使いやすいシステムを求めているのに対し、「それなら絶対にこのサービスを使うべきだ!」となってしまうことがあると思います。
そんな時に「本当にそう?」「他に方法ない?」と考えるようにしています。
何が目的なのか、今目的と考えているのは実は手段じゃないか、と考えながらこれからも日々取り組んでいきたいと思います。
チームプレイ
知っての通り、野球は9人でやります。でも実はそれだけではありません。
自分は高校までは控えでプレーすることが多かったです。
その時よく言われたのが「自分はチームに何ができるのか考えろ」です。
野球って全員がエースで4番である必要はあまりないです。(全員大谷選手のチームとかみてみたいですがw)
チームを客観的にみて、自分の強みが出せるところを考えてみる、なんてのも生存戦略です。
ビジネスでも、特にIT業界は多種多様な人が必要ですよね。
攻める人がいれば守る人もいる。そんな連携をしながら顧客の要望を実現していく、というのはこの仕事の醍醐味と思っています。
全部野球のおかけだ!!
はい、言い過ぎです。もちろん社会人になって学んだことも多々あります。
でも改めて振り返ってみて、こういった考えがベースにあり、なんとかこの業界で十数年やってこれたのかなと思います。
クラスメソッドに入ってみて
今まで記載した内容について、色々とCLPに繋がるな、と感じています。
日々の自己研鑽と実践、楽しみながらまずはやってみる、そして様々な人と連携しながら仕事に取り組む。
入社する前からこの考えは素晴らしいなと思っていましたが、入社後、本当に社員の方々がこのCLPを実践していること、改めて驚きました。
いや、本当にすごいんです。
社内Slack見てると、皆が感謝しあい、助け合い、そして楽しみながら仕事に取り組んでいる姿が本当にわかります。
終わりに
最後に言いたいのは「クラスメソッドすげーぜ!そして楽しいよ!」です。
改めてその一員になれたこと、時々信じられないですが嬉しく思っています。
それと同時にこのCLPを実践して私自身もやっていかなければ、と改めて身を引き締めています。
そんな年末の振り返りでした。
以上、松浦がお送りしました。